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サイズ
約20cm × 約60cm × 約4cm × 2枚
素材
絹(表地)、木枠・綿化繊混紡(下地)
このキャンバスについて
吉祥の花木模様の扇との帯と青海波重ねに扇の着物という、扇尽くしのセットです。
時期、ストーリー
こちらのキャンバスに使用されている着物と帯は昭和後期に製作され使われていたものです。
色や文様の解説
左扇に、松竹梅菊の吉祥文様の木や花が色とりどりの織りで表現された帯をアップサイクルしたキャンバスです。
扇は末広がりの形をしていることで、繁盛や海運のモチーフとしておめでたい柄の一つとされています。末広がりとはその名のとおり、「未来への展望が明るい」という意味です。縁起物とされており、発展、繁栄を願う縁起のよい柄です。
色とりどりの細かな松竹梅菊の吉祥文様は、大胆な構図の扇柄にどこか可愛らしい雰囲気を添えています。
また使われている赤や青緑、紫といった色は全て深い色味に揃えられており、色数は多くとも落ち着きのある華やかさが表現されています。
右のキャンバスの元になった着物は特徴的な大きめの青海波紋様に、所々金箔で染め分けられた細かな青海波模様が重ねられています。また金箔部分には赤や橙の刺繍で表現された小さな扇が可愛らしく舞っています。
青海波は、無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い柄とされています。
生地の特徴など
左は金をベースにした帯の生地です。フォーマルな場面で着用されます。
右は上品な象牙色で染められた光沢ある着物地に、地紋で表現された青海波が浮かび上がります。
フォーマルな着物として着られる訪問着ではありますが、こちらはあえてわかりやすいモチーフを描かず、金箔の染め分けに小さな刺繍で表現された、個性的な一枚です。
デコレーションアドバイス
キャンバスはテーブルや壁などに飾ることができます。壁に掛けるにはフックか鋲か釘が必要です。イーゼルに立てかけて飾ることもできます。お部屋の模様替え、新築祝い、プレゼント、大切な方へのお土産に最適です。
注意事項
作品はアンティーク、ヴィンテージの着物を使用しております。そのため、長年愛用されてきた痕跡や生地の傷みがある場合がございます。傷や汚れがある場合は、商品ページにその部分の写真を追加しておりますので、ご購入前にご確認ください。注意事項・キャンセル・返金については、サイト内フッター部分の返金ポリシーをご確認ください。